「Hopapops」のパッケージデザインの中心には、ブランドマークと必要な情報が詰まったカラフルな円が配置されています。その不規則なタイポグラフィは、ブランド名「Hopapops」の楽しさを強調し、パッケージ全体に遊び心を加えています。また、パッケージの主要部分を占めるイラストは、各フレーバーを強調しています。
このスナックは栄養価が高いため、パッケージの全面に商品を配置することで、その満足感を表現しています。また、このデザインは、消費者がまだあまり知らない可能性のある主成分であるスイレンの種をどのように魅力的に伝えるかという課題に対して、棚での目立ちやすさ、情報の階層性、成分の視覚的強調という観点からアプローチしています。
パッケージは、初回の短期間の生産ではデジタルで、その後はグラビア印刷で製作されています。CMYKと2色のスポットカラーが各パウチに使用され、スポットUV光沢が加えられています。
このデザインは、消費者が商品のテクスチャ、形状、サイズを直感的に理解できるように、パッケージ全体を商品で覆うという新しい試みを取り入れています。また、ターゲットとなる消費者がフレーバー体験を求めていることを踏まえ、強いフレーバーではなく調味料を強調するように設計されています。
このプロジェクトは、2019年3月に開始され、同年9月に完成しました。全ての作業はシドニーで行われ、アメリカでのローンチを目指して進められました。このデザインは、2020年のA'パッケージデザイン賞で鉄賞を受賞し、その優れたデザインと実用性が評価されました。
プロジェクトデザイナー: Angela Spindler
画像クレジット: Illustrator: Anna Makarova
プロジェクトチームのメンバー: Angela Spindler - Creative Director/Designer
Anneke Decker - Finished Artist/Retoucher
Anna Makarova - Illustrator
プロジェクト名: Hopapops
プロジェクトのクライアント: Angela Spindler